
概要
日本郵船により1988年に設立、1990年に第一船「クリスタル・ハーモニー」を就航し営業を開始。商号の「クリスタル」は「古来から輝く結晶体として澄み切った神秘的輝きの中に優雅さと豪華さを有し、人々の心をいつまでも魅了し続ける」意味を持ち、ファンネルマークのシーホースは海の神であるポセイドン並びにネプチューンの使いとして滑らかで素早い動きで海を泳ぎまわる姿をイメージしたものとし、二つを合わせ豪華なクルーズライフと伝統ある日本郵船の出会いを象徴したものとしています。
1995年には「クリスタル・シンフォニー」、2003年には「クリスタル・セレニティ」を就航し3隻体制としたが、2005年にはクリスタル・ハーモニーを郵船クルーズに売却、その後飛鳥IIとして運行しています。
2013年には旅行雑誌コンデ・ナスト・トラベラーで通算20回目、7年連続の中型船部門の第1位に選ばれたのです。2014年には旅行雑誌トラベル・アンド・レジャー(英語版)の読者投票「ワールド・ベスト・アワード2014」で19年連続で、クルーズ・ライン部門の「ラージシップ・クルーズ・ライン」の第1位に選ばました。
2015年に、ゲンティン・グループのゲンティン香港に売却された。2021年には小型の探検型クルーズ船「クリスタル・エンデバー」を就航。
2022年2月に親会社のゲンティン香港の会社清算に伴い運航を停止。「7月にはロイヤル・カリビアン・インターナショナル系列のシルバーシー・クルーズに「クリスタル・エンデバー」を2.75億ドルで売却、「シルバー・エンデバー」として再就航。6月にはA&K Travel Groupが「クリスタル・セレニティ」と「クリスタル・シンフォニー」の2隻を取得したと発表。
2023年8月には「クリスタル・セレニティ」、9月には「クリスタル・シンフォニー」の運航を再開[。2029年までの就航を目標に大型客船2隻・探検型客船2隻の建造計画を検討中。
1.欧米の旅行マーケット
- 概要
- フロリダとラスベガスの違い
- 航空業界の規制緩和とクルーズ
- ハリウッドの新しい旅行スタイル
- 業界に革命を起こしたクルーズ
- クルーズ客船は洋上の都市
- 旅行決済システムの簡素化
- アメリカクルーズ事情
- イギリスのクルーズ市場
2.ラグジュアリークルーズは富裕層インバウンド事業の要
- ラグジュアリークルーズとは
- クルーズの本質
- クリスタルクルーズに注目する理由
- 世界で通用するクルーズ会社を構築
- ユダヤ系富裕層の乗客との出会い
- クルーズ業界の評論家の見解
- 日米クルーズ価値観の相違
- ゲストのライフスタイル
- 難関米国ラグジュアリーマーケット
- ラグジュアリークルーズの世界基準
- ラグジュアリークルーズの黄金律.1
- ラグジュアリークルーズの黄金律.2
- クルーズの主役はゲスト
- クリスタルクルーズの幕開け
- 完璧な船上環境を目指して
- ゲストとクルーの相性が肝心
- クルーズ客船事業は社会心理学
- リピータービジネスを支えるクルー
- 世界最高「ファイブスター・プラス」獲得
- 企業の永続的な成功をもたらす7つの方法
- ラグジュアリークルーズの最高級ブランド.1
- ラグジュアリークルーズの最高級ブランド.2
- クルーズの究極の在り方9か条
- クルーズ客船事業は社会心理学
- ブランド創りと同業他社との差別化
- マーケットに聞く最適人材の相性とは
- ラグジュアリークルーズに対する日本人のバイアス
3.日本食を全世界に広めたセレブリティ「NOBU」
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