富裕層インバウンドの本質

注目

富裕層インバウンド誘致で地域活性化

世界で一番富裕層の方々が多く存在するアメリカ・ビバリーヒルズから発祥、数字のデータ・統計や理論以上に実体験を重視して構築されたビジネススタイルです。近年日本ではアフターコロナということでインバウンドにかなり力を注いでます。

富裕層インバウンドにこだわる理由は訪日されたセレブリティがインフルエンサーになるのです。その究極のインフルエンサーとは国王や大統領などの要人です。

弊社が富裕層をインバウンドのターゲットとする理由について、観光消費額の平均単価が高いということはもちろんですが、それだけではありません。

旅行業界に限らず、富裕層の間で「良い」と認められたものはマス層(大衆)の憧れになる傾向があります。

このようなセレブリティに認められたブランド、そして流行したトレンドは「憧れ」となり、すべての人に影響・波及し得るのです。このように新しい価値観の醸成を促すことで、観光産業全体の押し上げを図ることも、富裕層インバウンド活性化への取り組みです。

日本政府観光局(JNTO)の調査によりますと、富裕層旅行者がひとりで一般旅行者の約9倍の経済効果が見込めるというデータが出ております。

成功事例として代表例が北海道ニセコ町、次いで洞爺湖や伊勢志摩など各国首脳陣によるサミットが掲げられます。ただサミットのような一過性のあるイベントだけではコンスタントに誘致することは難しいかと思われます。

現実問題として、首都圏や近畿圏以外の地方でのインバウンド事業が進まない原因と主に二つ掲げられます。

1.インフラの整備

最近のインフラの定義とは公共交通機関や電気、ガス、水道だけではなく、レストランやホテル、最近ではコーヒーショップもインフラの定義の一つとして世の中は捉えているのです。

近年、東京の地下鉄の改札の中にスターバックスなど大手コーヒーチェーンが入っていますね。とある地方都市でもJRの駅や道後温泉駅にもコーヒーショップチェーンが入っています。

東京から新幹線で約1時間の長野県軽井沢町は、19世紀末からの高原リゾート都市であり、歴史ある避暑地・別荘地として知られています。

「軽井沢」が繁栄している理由は、北陸新幹線停車駅設置や高速道路、高級ホテルやレストラン、スーパーなど首都圏に住んでいる富裕層に対してインフラが充実されているからだと思われます。

北陸新幹線が長野から石川県金沢市まで延伸された際、速達の新幹線「かがやき号」が全列車軽井沢駅を通過するニュースが流れた時、住民の方は軽井沢衰退の危機感を感じたとのことです。

町おこしや村おこしをすることはとても重要です。

しかし多くの人を誘致させるにはインフラの整備を行わない限りおしゃれなカフェを作ったし、ゆるキャラでアピールしても結局狭いパイの中の奪い合いにしか過ぎず、予算を大量にかけて投資しても本末転倒となりかねません。人口減少は日本全国的に起こっております。

2.海外旅行を含めた外国人と接する機会が少ない日本人の価値観を推し進める。

日本に来たなら寿司や刺身を食べなさいと外国人旅行者に強要する傾向があります。

一例としてトルコのサバサンドの付け合わせとして濃いピンク色した飲み物は「トゥルシュ」。トルコの街中やレストランで見かける色鮮やかな飲み物です。砂糖は使われずに大量の塩と酢で作られるので味はとても刺激的で好みがハッキリ分かれます。

トルコで食べられる酢漬けの野菜(ピクルス)なので、もちろん汁も飲みます。はじめはジュースと思っていたのですが、きゅうりやナス、セロリ等の野菜が入っています。

トルコに限ったことではないのですが、地域の名物料理を誰ものが受け入れられるはずがありません。

フランスでしたら「山羊のチーズ」など、味の好みがハッキリ分かれるものが存在します。

「どうしたら受け入れられるだろうか、、、」

富裕層含めてインバウンドに携わる以上、日本人はもっと海外で出て様々な創意工夫を積み重ねるのが本筋です。

本来なら富裕層含めてインバウンドに携わる以上、日本人はもっと海外で出て様々な創意工夫を積み重ねるのが本筋です。

ご存じのように歌劇やお祭りなどの様々な文化が充実し、日本産の食材も豊富。さらに日本語だけで夥しい文献や情報にもアクセスできるなど日本語や日本食ですべてが事足りて、わざわざ不便な海外に出ようとしないのが現状です。

特に日本の歴史と和食を強要している傾向があり、彼らの国籍や環境、価値観や考え方などライフスタイルを理解しないと事は進みません。

観光は経済に直結する分野です。

人との往来が増えることで、経済関係もより強くなることはご承知かと思われます。

富裕層インバウンドに成功を収めた海外企業の成功事例をもとに具現化に向けていく地方自治体様の一助となれば幸いです。

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1.欧米の旅行マーケット

  1. 概要
  2. フロリダとラスベガスの違い
  3. 航空業界の規制緩和とクルーズ
  4. ハリウッドの新しい旅行スタイル
  5. 業界に革命を起こしたクルーズ
  6. クルーズ客船は洋上の都市
  7. 旅行決済システムの簡素化
  8. アメリカクルーズ事情
  9. イギリスのクルーズ市場

2.投資家旅行家・パーマネントトラベラーの視点

  1. 旅行需要の回復に向けて
  2. 富裕層インバウンド方向性
  3. ラグジュアリートラベラーが求めるもの
  4. ウェルネスは富裕層インバウンドの理想

3.富裕層ビジネスのオピニオンリーダー「ザ・リッツ・カールトン」

  1. ザ・リッツ・カールトンとクリスタルクルーズの共通点
  2. リッツ・カールトンヨット処女航海
  3. ザ・リッツ・カールトンヨットコレクションがデビュー

4.日本食を全世界に広めたセレブリティ「NOBU」

  1. ユダヤ人富裕層に不評の日本食を改善
  2. 船上日本食レストランへの挑戦
  3. 和食のカリスマ「NOBU」を船上に
  4. 世界のNOBUの味が洋上で味わえる

5.ラグジュアリークルーズは富裕層インバウンド事業の要

  1. ラグジュアリークルーズとは
  2. クルーズの本質
  3. クリスタルクルーズに注目する理由
  4. 世界で通用するクルーズ会社を構築
  5. ユダヤ系富裕層の乗客との出会い
  6. クルーズ業界の評論家の見解
  7. 日米クルーズ価値観の相違
  8. ゲストのライフスタイル
  9. 難関米国ラグジュアリーマーケット
  10. ラグジュアリークルーズの世界基準
  11. ラグジュアリークルーズの黄金律.1
  12. ラグジュアリークルーズの黄金律.2
  13. クルーズの主役はゲスト
  14. クリスタルクルーズの幕開け
  15. 完璧な船上環境を目指して
  16. ゲストとクルーの相性が肝心
  17. クルーズ客船事業は社会心理学
  18. リピータービジネスを支えるクルー
  19. 世界最高「ファイブスター・プラス」獲得
  20. 企業の永続的な成功をもたらす7つの方法
  21. ラグジュアリークルーズの最高級ブランド.1
  22. ラグジュアリークルーズの最高級ブランド.2
  23. クルーズの究極の在り方9か条
  24. クルーズ客船事業は社会心理学
  25. ブランド創りと同業他社との差別化
  26. ーケットに聞く最適人材の相性とは
  27. ラグジュアリークルーズに対する日本人のバイアス

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ハミルトン ~ リスボン11泊

船名:エブリマ

運航会社:ザ・リッツ・カールトンヨットコレクション

バミューダから遠く離れたアゾレス諸島まで航海しながら、エブリマの贅沢を満喫してください。国際レガッタの定期停留所であるオルタの有名なマリーナへ入港するという典型的なヨット体験を楽しんだ後、ポンタ デルガダ郊外にあるセテ シダデスの豪華な 2 つの火口湖をハイキングしましょう。

1日目【ハミルトン (バミューダ) 2024 年 4 月 4 日 出航 】

バミューダ島を取り囲む豊富なサンゴ礁は、水を無数の鮮やかな青に変え、この島が有名なピンクの砂に貢献しています。バミューダ島の南側にある有名なホースシュー ベイを選んでも、街に近いエルボー ビーチを選んでも、きれいな砂浜でくつろいだり、アクアマリンの海でシュノーケリングをしたりして、簡単に 1 日を過ごすことができます。さらに文化的な探求をしたい場合は、首都ハミルトンを探索してください。バミューダ国立美術館、ゴシック様式のバミューダ大聖堂、近くの植物園を訪れることができます。島々の植民地時代の歴史は、19 世紀のイギリスの要塞である王立海軍造船所や、新世界で最も古いイギリス人の定住地としてユネスコの世界遺産に登録されているセント ジョージのパステル調のファサードで生き生きとしています。  

2日目〜6日目【終日航海】

海で一日を過ごしたら、船上のゆっくりとした生活の中でリラックスして過ごすユニークな機会をお楽しみください。ジムで景色を眺めながらワークアウトを楽しんだり、リラックスできるスパトリートメントを満喫したり、ザ・オブザベーション・ラウンジから夕暮れ時の空の移り変わりを眺めたり、ザ・リビングルームで親密な床の間を見つけてお気に入りの本に耽ったりすることもできます。

7日目 【オルタ、アゾレス諸島、ポルトガル 2024年4月10日出航】

ファイアル島の有名なマリーナ、オルタへのセーリングは、典型的なヨット体験です。この海の町は、大航海時代から大西洋中部の船乗りたちの足がかりであり、現在ではレ サーブル、レ ザゾール、レ サーブルなどの国際レガッタの中継地となっています。マリーナの防波堤にあるカラフルな壁をチェックしてください。船乗りの迷信によれば、船乗りは航海の際に神のご加護を得るために壁にメッセージを描くべきだとされています。幅 2 キロメートル、深さ 400 メートルの火山丘であるカルデイラでホエール ウォッチング旅行やハイキングに出かけましょう。世界中からのヨットの記念品や陽気な船員たちで溢れているピートズ カフェ スポーツを訪れる機会をお見逃しなく。この魅力的なカフェは 1918 年にオープンし、セーリング コミュニティの間では世界的に有名です。 

8日目【ポンタデルガダ、サンミゲル島、アゾレス諸島、ポルトガル 2024年4月11日入航】

9日目【ポンタデルガダ、サンミゲル島、アゾレス諸島、ポルトガル 2024年4月12日出航】

サン ミゲル島のポンタ デルガダは、エレガントな建築物、石畳の通り、レストランが並ぶマリーナが特徴の、アゾレス諸島の魅力的な首都です。 1783 年に建てられた 3 つのアーチを持つポンタ デルガダをご覧ください。グラサ市場で地元のチーズを試食してください。アントニオ ボルヘス庭園で立ち止まって花の香りを嗅ぐこともできます。街の外に出れば、レイ展望台からの眺めは決して忘れられないでしょう。地元の神話によると、セテ シダデスの双子の火口湖の緑と青の色合いは、星を越えた 2 人の恋人 (1 人は青い目、もう 1 人は緑色) の涙によって形成されたと言われています。あるいは、美しい 18 世紀のテラ ノストラ エステートの温泉プールで癒しのひとときを過ごしたり、ポンタ デルガダに戻って活気のあるバーシーンを楽しんだりすることもできます。 

10日目〜11日目【終日航海】

海で一日を過ごしたら、船上のゆっくりとした生活の中でリラックスして過ごすユニークな機会をお楽しみください。ジムで景色を眺めながらワークアウトを楽しんだり、リラックスできるスパトリートメントを満喫したり、ザ・オブザベーション・ラウンジから夕暮れ時の空の移り変わりを眺めたり、ザ・リビングルームで親密な床の間を見つけてお気に入りの本に耽ったりすることもできます。

12日目【リスボン、ポルトガル】

大西洋に面したポルトガルの首都は、7 つの丘の上に築かれたいくつかの主要地区で構成されています。まずは歴史あるアルファマ地区から始めるのが良いでしょう。この地区は、サン ジョルジェ城がある丘の頂上に続く中世の通りや路地が迷路のように続いています。リスボンで最も人気のある観光スポットの 1 つである城からは、市街を一望できます。川沿いのバイシャ地区に下り、ショッピング、レストラン、新古典主義建築を楽しみましょう。ベレン地区には、大航海時代を記念するベレンの塔と、華麗なマヌエル様式建築の代表例であるジェロニモス修道院という 2 つのユネスコ世界遺産があります。時間が許せば、シントラやカスカイスの魅力的な村はすぐ近くにあり、多くの人はリスボンから 1917 年に聖母マリアの出現があったファティマへの巡礼を選択します。 

プライベートジェット・航空業界に参入


この度弊社ではビジネスジェットチャーター会社のマーケティングPR活動を通じて航空業界に参入し、協業する運びとなりました。会社名は「マイクロジェット株式会社」

航空大学校卒業生4名で設立したビジネスジェットチャーター会社が2023 年 10 月 10 日より事業スタートしました。欧米との市場格差の大きいビジネスジェット事業に焦点を当て、2021 年より準備を進めてまいりました。

会長の西久保愼一氏(元スカイマークエアラインズ社長)より資金提供および経営指導を受け、2023 年10 月10 日、航空運送事業の認可を受けるに至りました。
ビジネスジェット専門の航空会社として新たな市場を開拓すべく励んでまいります。

【事業内容】
使用機材:セスナ社 サイテーション C510 Mustang(乗客4名)飛行範囲:日本国内
操縦士数:7名
整備士数:2名

世界で最も小さなジェット機 C510 ムスタングを使うことで低コストを実現し、ご利用いただきやすい料金を提供しております。ビジネスジェットが最もその価値を活気するのは法人利用です。時間を気にせず目的地に一直線で移動できることは出張の概念を大きく変えます。そして新たな移動手段によって新たなビジネススタイルを実現することになるでしょう。 

睦月島豪商が建てた奄美大島の皇室御用達旅館を再現

※1972年昭和天皇皇后両陛下が2回目の奄美大島行幸として御訪問(写真:朝日新聞社)

1.【昭和天皇御宿泊旅館を建設した睦月島出身の行商】

伊予絣(かすり)の行商で全国を行脚し、その稼いだ利益で皇室御用達の旅館を造った凄腕な商人がいました。 名前は筆者の叔母、森本晴恵。 

昭和40年代中頃、彼女が行商で奄美大島滞在の際、昭和天皇陛下が2回目の奄美大島行幸されるという話を聞きつけた。当時奄美大島には陛下など皇族の方が安心して御宿泊されるに相応しい宿泊施設が無かったのを機に、旅館の建築に取りかかったのです。 旅館の名前は彼女の出身地「睦月島」にちなんで「むづき荘」

「むづき荘」はその後急成長を遂げ、JTB協定旅館にも認定され多くの宿泊客を受け入れました。しかし後継者問題の理由により廃業せざるを得ませんでした。そして晴恵は晩年は睦月島に戻り余生を過ごしたのです。

その晴恵の意志を受け継ぐのみならず、愛媛県の観光経済発展を目的に富裕層インバウンド誘致に特化して森本晴恵が生まれ育った「睦月島」にて、新生「むづき荘」を再現することで超限界集落から脱却し睦月島の繁栄を蘇らせ、愛媛県の経済発展に貢献するものと理解します。

※睦月島で森本さんが栽培した「まどんな」を堪能する東京在住のご友人

2.【行商とみかんで栄えた睦月島】

睦月島は愛媛県松山市沖合の忽那諸島東部にあり、羽を広げたような形の島です。

伊予鉄道高浜駅前の桟橋から高速船やフェリーで20〜40分の所要時間です。

明治から昭和中頃まで、睦月では「縞売り」(しまうり)という伊予かすりの行商が全国各地へ赴き、集落には繁栄した人の豪邸が立ち並んだと言われています。特に東海岸には「長屋門」と呼ばれる立派な門がまえの家屋が並び、その面影を留めています。

その長屋門は台風や高波から家を守るとともに、蔵や居室の役割も果たしています。

門をくぐると「ヒノリワ」と呼ばれる中庭があり、その奥に母屋があります。

かつて「行商の島」として全国に伊予絣などの反物を売り歩く人が多く、50隻の帆船を持って港もたいへんな賑わいをみせたが、現在は柑橘の島となっているのです。

当時の睦月島は、農業生産の豊かな中島や漁業収入のある津和地島などに比べ、人口が多い割に小規模で、生活の支えとなるものがあまりなかったようです。

ところが江戸末期から明治にかけて、睦月島の人々の生活は行商という生業を見出してから大きく変わることとなるのです。

※「長屋門」と呼ばれる立派な門がまえの家屋が当時の繁栄さが伺える森本邸

3.【睦月島での行商の始まり】

江戸時代は、参勤交代を行う帆船に対する潮待ち・風待ちの避難場として利用されており、その一行に対して品物を売る「沖売り」が増えたことが睦月島行商の始まりと言われております。江戸時代の末期から明治時代にかけて、伊予絣(いよがすり)を中心とした手織り反物製造が隆盛しました。

睦月島で製造した反物を、各自の船により行商で販売することで、仕入れの費用も流通経費もいらず、高利潤を得ることができたのです。また瀬戸内海中央部に位置することから、他地域への交通は非常に有利な立場にあったのです。

この手織り反物製造の発達は、愛媛県全体に見られたのですが、狭小で農業生産力の低い睦月島にとって、手織り反物の製造は貴重な現金収入であったため、多くの島民が従事したと言われております。

▪️行商の発展

江戸時代末期に始まった潮待ちする船舶に対する「沖売り」は明治 20 年を境に伝馬船で瀬戸内海各地の海岸や島嶼を周り、行商を行う「縞売り」として発展しました。

これは、ニグロ染め(おはぐろのふしで染めた黒の織物)を含めた手織り反物が、縞模様であることからその名で知られるようになったのです。

船団の規模も拡大。数名で船を宿とし、一度の行商で 1 ヶ月程度周ったと言われました。

明治 30 年代からは、さらに規模が拡大し、ある程度の帆船により「縞売り船」と称した船で寝泊りし、瀬戸内海にとどまらず九州・山陰各地に進出することとなるのです。

「縞売り」は戦前の昭和初期まで続きましたが、全盛期には売り子を含めて約500 人が行商に出ていました。その数は当時の睦月島の人口の約 3 分の 1 にあたります。

※地中海を思わせるガストロノミーな島を目指し、イタリア料理で来島客をもてなす

3.【睦月島の今後の方向性】

・睦月島が抱える現在の問題点

歳月は流れ、2023年現在の睦月は高齢化率85%と全国でもトップクラスの超限界集落に様変わりしました。島民数は5月現在で166人と年々減少の一途で、5年後には1/2に、10年後には1/3になると予測されています。

さらに睦月島では一次産業の高齢化・後継者不足、空き家問題が深刻になっています。このような状況を島民は行政に相談するものの、「将来性のない過疎地」という事で聴く耳を持たれていないとのことです。

また睦月島ではイノシシによる農作物の被害が深刻になっており、農家の方々が手塩にかけた柑橘類を食い荒らしてしまう害獣をどのように解決したら良いかを常日頃ご苦労されていらっしゃるのです。

・打開策として、食事と文化の関係を考察するガストロノミーな島を目指す

このような状況を放置する訳にはいかないということで、睦月島総代の森本泰光氏と森本茂氏など睦月島の若い世代の有志の方々が、睦月島名産物の柑橘類や柑橘を加工したお菓子や酒類の製造にチャレンジしたり、獲れたての魚介類を使ったイタリア料理で客人をもてなしたりして再生を創意工夫して臨んでいます。

さらに島内でのイノシシ駆除対策のイベントを開催しました。主役として、東京神楽坂にある「リストランテ・カルミネ」オーナーシェフ、カルミネ・コッツォリーノ氏を招待。

カルミネ氏曰く「睦月島のイノシシは柑橘類しか食べないから肉の臭みもなくて美味しい」とコメントしました。カルミネ氏の出身国・イタリアでは野生のイノシシ肉が身近な食材として親しまれていて、さまざまな調理法が生活に根付いているのです。ジビエとしてイノシシ料理を地元料理にすることで農作物被害の改善策が見出せたようです。

豪商の古民家を修復・再現した生口島の高級旅館(引用元:Azumi Setoda HP)

4.【豪商の古民家をラグジュアリー旅館に改装した成功事例】

このように今後の人口減少、さらに宿泊施設が無い睦月島の経済発展などの問題をどのような解決の糸口になるかを模索していたところ、一例として同じ瀬戸内海に浮かぶ島にヒントがありました。愛媛県の大三島と広島県との県境にある「生口島」の瀬戸田町に「Azumi Setoda」があります。

今から150年近く前の明治9年に製塩で財を成した旧堀内邸をスタイリッシュに改装され奢な佇まいの屋敷が2021年3月、世界中の富裕層旅行者に支持されているラグジュアリーホテル「アマン」の創始者、エイドリアン・ゼッカ氏によって、日本旅館として生まれ変わりました。

「Azumi Setoda」の発端は1995年に遡り、当時世界中のホテル愛好家の憧れの的だったバリ島の「アマンダリ」と京都の老舗旅館「俵屋」を舞台に、ゼッカ氏と「俵屋」の女将・佐藤年氏が、とある雑誌に“もてなしの心”について、お互いの叡智と哲学を存分に披露し合うという奇跡的な対談が実現し、アマンファンの間でも話題となりました。

ゼッカ氏は、「アマン」を造りながらも、日本旅館を造るという構想を、かなり前から抱いており、京都「俵屋」を訪れたことで、その思いはより強くなっていったのだと思われます。新ブランド「AZUMI」では、日本独自の家庭的な旅館の概念を、当初の意図と照らし合わせながら変化させています。

このように土地の文化や歴史、コミュニティー新生「むづき荘」のコンセプトは以下の通りです。

※新生「むづき荘」のテーマはラグジュアリーなリトリート(癒し)

5【宿泊客は富裕層インバウンドに絞り込む】

近年日本ではアフターコロナということでインバウンドにかなり力を注いでます。富裕層インバウンドにこだわる理由は訪日されたセレブリティがインフルエンサーになるからです。その究極のインフルエンサーとは国王や大統領などの要人です。

弊社が富裕層をインバウンドのターゲットとする理由について、観光消費額の平均単価が高いということはもちろんですが、それだけではありません。旅行業界に限らず、富裕層の間で「良い」と認められたものはマス層(大衆)の憧れになる傾向があります。

このようなセレブリティに認められたブランド、そして流行したトレンドは「憧れ」となり、すべての人に影響・波及し得るのです。このように新しい価値観の醸成を促すことで、観光産業全体の押し上げを図ることも、富裕層インバウンド活性化への取り組みです。

また富裕層に特化する事で、オーバーツーリズムの未然防止・抑制・受入環境整備による持続可能な観光推進に貢献します。

島という海に囲まれた立地は部外者が安易に侵入できないようになっていますので、自然とセキュリティ対策は万全です。富裕層の方々にとって、離島滞在は身の安全を確保することにも貢献します。

愛媛の知名度が世界的に高くない現状を打破するには、世界の高級ホテルチェーン(リッツ・カールトン、フォーシーズンズホテル等)を誘致し、その知名度をレバレッジ効果によって世界中の富裕層インバウンドへのアプローチが容易にするのです。

豪商で栄えた睦月島だから、富裕層インバウンド誘致に相応しい土地柄かと思われます。

※外観は豪商の家屋を再現、内装はスタイリッシュなデザイン

6.【新生「むづき荘」再生に向けて】

弊社が想定している富裕層インバウンドにとって、究極の旅とは旅の過程を大事にして、 体験を心に刻むことです。滞在客の中で、特に夫婦参加の場合は、その旅の体験を通して 人生の足跡を「同期化」することにより、夫婦の喜びや失敗も共有できるのです。

ゲストは、宿泊先での滞在生活の中に、人生の「物語」を潜在的に求めている傾向があります。思い出を心に刻みたいと思っている人たちなのです。富裕層インバウンドの旅には「人生の価値や感動を刻む」仕掛けが欠かせません。

その実現のためには、彼らのライフスタイルに最大限に配慮(顧客独自の世界観を知らずして、心配りはできない)をしつつ、宿泊客による旅行の”中心”に 「睦月島での滞在」という“舞台”を演出するのです。

そしてお仕着せの企画ではなく、多くの選択肢の中なら、彼らが 「気の向くまま」選べるだけの潤沢なメニューを満たす商品企画力が必要です。料理も愛媛の郷土料理や和食会席料理だけでなく、地の素材をベースにした世界三大料理(フランス料理、中華料理、トルコ料理)やイタリア料理なども作る柔軟性が富裕層インバウンドには求められるのです。このような多彩な食事の選択肢を提供することも必要です。

そこで新生「むづき荘」は再建は創業者が一人で土地を購入したり、スタッフの人材確保する個人プレーで再生するのではなく、睦月島島民や行政、国内外ホテルチェーン、民間デベロッパー、投資家、有志などとコラボレーションで一体化を図ることを目的とし、宿泊事業が継続が実現します。

そして睦月島に備わっているポテンシャル(潜在能力)や土地の文化や歴史、コミュニティー、食材などの「豊富な資源」を活用すれば、再び隆盛を蘇らせ愛媛県の観光経済に貢献できるかと思われます。

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バリ島(インドネシア)

インドネシアの絵のように美しい島州であるバリ島は、美しいビーチ、緑豊かな熱帯の風景、永遠に続く水田、そして豊かなヒンズー教の伝統で知られています。バリ島はとても美しいため、原住民は天国がまるで我が家のようになると信じています。この楽園の島を訪れれば、その理由が簡単にわかります。ここには、神秘的な火山湖やジャングルに覆われた火山、素晴らしい古代寺院、驚くほど創造的な画家や木彫家、そしてヒンズー教の神々の物語を再現する伝説的なダンサーがいます。

コモド島(インドネシア)

季節の移り変わりとともに翡翠の緑から赤錆びへと変化する急峻な丘陵地帯に囲まれたコモド島は、興味深い色とドラゴンの土地です。コモド国立公園内最大の島であるコモドでは、サンゴ礁に生える赤サンゴによってピンク色に染まった砂浜と、観光客の歓迎を楽しむ地元の人々が魅力です。世界最大のトカゲのほかに、イノシシ、シカ、水牛、オウム、マカクなどの野生動物が生息しています。

アロタウ(パプアニューギニア)

ニューギニアの東海岸の赤道直下に位置するパプアニューギニアの島国(残りの半分はインドネシアに属します)には、美しい熱帯の風景、紺碧の海、複雑なサンゴ礁、エキゾチックな海洋生物、沈没船、第二次世界大戦中に水深に突入した航空機。ここから、近くのサマライ島、ファーガソン島、グッドイナフ島へ遠征すると、歴史をさらに深く掘り下げ、手付かずの地形の中で野生動物を観察できるチャンスが得られます。

ケアンズ(オーストラリア)

2 つのユネスコ世界遺産、クイーンズランド州の湿潤熱帯地域とグレート バリア リーフが海岸線に向かって緩やかにカーブする地点に位置するケアンズは、あらゆる方向に感動的な自然の魅力に恵まれています。カイト サーフィン、水泳、シュノーケリング、ゾディアック ツアーなど、アクティブな発見を楽しめます。海岸の向こうには、山々、熱帯雨林、ユーカリ、滝、湖、険しい渓谷、そして淡水の小川が流れ込む農地があります。

タウランガ(ニュージーランド)

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ニュージーランドの絵のように美しい海岸沿いの宝石、タウランガを散策しましょう。そこでは、金色の砂浜、なだらかな緑の丘、マオリ文化と現代文化の融合が魅力的な町を作り出しています。ニュージーランド北島の壮大なベイ オブ プレンティには、リゾート都市タウランガがあります。高級レストラン、ブティック、ギャラリーで知られるこの街は、ウォーター スポーツの人気スポットでもあり、ロトルアの驚異の地熱など近隣の観光スポットへの玄関口でもあります。タウランガの港の南端には、のんびりとしたビーチタウンのマウント・マウンガヌイがあります。この名前は、町の白砂の波の上にそびえ立つ高さ 750 フィートの特徴的な山頂、マウアオにちなんで名付けられました。

ネピア(ニュージーランド)

ニュージーランド北島の太平洋岸に位置するネピアは、誇れることがたくさんある魅力的な町です。ネーピアは羊毛の生産、果物の栽培、ブドウの栽培、ワインの製造で知られています。この都市には、象徴的なランドマークを備えたアールデコ調の華麗さがあふれており、これに匹敵するのは周囲の自然の美しさであるホークス ベイだけです。この地域のハイライトは、世界で 2 つしかない本土のコロニーのうちの 1 つと考えられているカツオドリのコロニーで知られる、ワイルドで素晴らしいケープ キッドナッパーズです。

ピクトン(ニュージーランド)

ニュージーランドの美しいマールボロサウンドにある静かな港町。緑豊かな原生林、静かな湾、楽しい水辺の村が魅力的で絵のように美しい隠れ家を作り出しています。ピクトンは、3 つの主要なマールボロ湾の 1 つであるクイーン シャーロット湾の頭に位置しています。この地域は釣り、カヤック、サイクリング、ハイキングなどのアウトドア アクティビティで有名ですが、鳥、アザラシ、イルカなどの野生動物を観察できるチャンスでも人気があります。人間観察も楽しい時間の過ごし方です。カフェやレストランが点在するピクトンのウォーターフロントでは、快適な自然環境の中で地元の人々が会話したり食事をしたりする姿が見られます。