プライベートジェット搭乗記 高松→神戸

今回は慣熟訓練を兼ねたフェリーフライト(回送)です。

乗員は機長兼教官、副操縦士、広報担当者(操縦士でもあります)そして私の合計4名。

高松空港を離陸後、瀬戸内海上空を飛んで、神戸空港へ向かうまでの使用機材は米国セスナ社の小型ジェット機C-510ムスタングと言う名前の機材です。

このセスナ機は世界で最も小型のジェット機です。それによって低コストを実現し、プライベートジェットの相場価格としてはリーズナブルなお値段でご利用いただけます。

出発前には万が一の緊急事態が発生した際には脱出方法などの説明を受けます。これは法令での義務です。プライベートジェットであろうと民間機であろうと必ず行わなければならないのです。

管制塔から離陸の許可を得て出発。

外の景色だけ見たら民間機と変わらないのですが、中は完全なプライベート空間、機長との距離が非常に近いです。

一度プライベートジェットを体験したら、病みつきになりそうです。

高松市内上空をプライベートジェットで飛んでます。眼下に四国山地から瀬戸内海海峡大橋まで見渡せます。

まもなく着陸体制です。

そして高松空港から四国全体を遊覧しながら神戸空港に着陸しました。外を眺めている限りは民間機と同じですが、振り返るとプライベートジェット。機長や操縦士とコミュニケーションを楽しめるのもプライベートジェットの魅力の一つです。

招待旅行(FAMツアー)実施

愛媛に富裕層インバウンド誘致促進するため、FAMツアーを実施しました。

FAMツアーとは観光地の誘致促進のため、ターゲットとする地域の旅行事業者やインフルエンサー、メディアなどに現地を視察してもらうツアーのことです。

第一回目のFAMツアーは睦月島。

ゲストの皆様はフェリー到着後、公民館で開催されている、東京の茶道裏千家の先生とお弟子さんによるボランティア茶会にご参加。

その後、睦月島の風光明媚な景観をお楽しみ頂いた後、漁師割烹睦翔丸さんにて漁師料理をご堪能頂きました。

メニューはその日獲れた魚次第で決まります。

睦月島は明治時代から昭和中期までは行商で栄えた島ですが、現在では柑橘栽培な盛んな島に落ち着いてます。

単なる観光ではなく、人と人とがふれあいつつ地元で獲れたて海の幸を味わうガストロノミー的要素の高いツアーです。

今回はラグジュアリーホテル幹部の方からビール醸造所のオーナーさんなど愛媛観光に貢献していらっしゃる関係者の皆様をご案内させていただきました。

今後も愛媛観光のポテンシャルを発揮できるよう、定期的に開催致します。

ご興味、ご関心をお持ちの方は下記のメールアドレス、またはメッセンジャーにてお問合せください。

https://docs.google.com/…/1xyA3AmhQ0zUSikdOdoZWsPB…/edit

ミシュラン最高評価5レッドパビリオンを獲得 瀬戸内リトリート青凪

瀬戸内リトリート青凪「THE 青凪スイートのベッドルームから眺める景観

瀬戸内リトリート青凪の前身は大王製紙のゲストハウスの一部を「エリエール美術館」として公開していましたが、2015年に閉館・改装され、現在に至ってます。

美術館時代は安藤忠雄氏が設計した建築という要素に加え、作品もピカソやシャガールといった著名な画家の作品が展示されていました。

愛媛に富裕層インバウンド誘致促進するためのFAMツアー(観光地の誘致促進のため、ターゲットとする地域の旅行事業者やインフルエンサー、メディア、などの関係者などに現地を視察してもらうツアー)第2回目は@Setouchi Retreat by Onko Chishin(瀬戸内リトリート青凪)さんが主催する「AONAGI CRAFT BEER FESTIVAL 2024」にご案内しました。

松山市内の人気クラフトビールブルワリーの一つgogoshima beer farmさんをはじめ、県内の飲食店やDJ、アーティスト、砥部焼の工房などが瀬戸内リトリート青凪に集結。造り手のクラフトマンシップを体験し、ものづくりへの思いを感じることができる、1日限りの特別な空間です。

イベント開催前に館内ツアーを実施。ホテル最上階の「THE AONAGI スイート(青凪スイート)」から睦月島や興居島、中島などの忽那諸島を眼下を見下ろし風光明媚な景観が魅力です。

写真は、瀬戸内リトリート青凪さんの最上級のお部屋、「THE 青凪 スイート」

2フロアメゾネットタイプで、下階にはテーブルやソファのあるリビングルーム、上階にはベッドルーム、ジャグジータイプのバスルームをご用意。

書斎も備えた169.6平米のゆったりとした空間がお客様をお迎えします。

メゾネットタイプの上階のベッドルーム

ジャグジータイプのバスルーム(温泉ではありません)

一刻一刻と表情を変える海と空。浮かぶ島々が幻想的な瀬戸内海の大パノラマが見渡せます。天井から床までガラス張りの窓と、シモンズ社の上質なリネンをまとった極上の寝心地を味わっていただけるベッドで快適なご滞在のための設備やアメニティも充実しています。

●客室●
広さ 169.6平米
本館タワー5F(最上階)
ベッドルーム【Sealy(シーリー)製/140cmx2(ハリウッドツイン)】
個室トイレ x2
ジャグジー・バスルーム 
喫煙はお部屋のテラスでご利用いただけます。

高速インターネット接続システム【Wi-Fi(無線LAN)】を無料でご使用いただけます。

※こちらはお子様受け入れ不可のお部屋です。
※3~4名様でご利用の場合には、別途ソファベッドのご用意となります。
※こちらは温泉付きのお部屋ではございません。

【半露天温泉スイート】

オリジナルのフルフラット寝湯を備えた半露天温泉スイートです。 寝湯の深さはわずか5cm、寝転がっても耳に水が入りません。 深い方の通常浴槽で十分に温まったあと、湯冷ましにご利用下さい。 体の下にある5cmのお湯の層によって、床暖房で寝ているような心地よさが演出されます。

●客室● 広さ 102.5平米 別館タワー(1F/2F/3F)

ベッドルーム【Sealy(シーリー)製/120cmx2】

寝湯付半露天温泉風呂 シャワーブース 喫煙はお部屋のテラスでご利用いただけます。

客室にて、高速インターネット接続システム【Wi-Fi(無線LAN)】を無料でご使用いただけます。

※こちらはお子様受け入れ不可のお部屋です。

※お部屋数に限りがある為、階層の指定はお受けできません。

※3名様ご利用時エキストラベッド、4名様ご利用時ソファベッドをご用意いたします。

瀬戸内リトリート青凪さんに関するお問合せはこちら

またはInfo@celebrityworld.jpまでご連絡ください。

チビタベッキア (ローマ)〜リスボン11泊

客船:クリスタル・シンフォニー

運航会社:クリスタル・クルーズ

地中海を渡ってヨーロッパ流の楽しい生活を体験するために、ローマから出発し、有名なユネスコ世界遺産のピサ斜塔に近いリヴォルノ(トスカーナ州)に最初の訪問地を訪れます。次に、フレンチ リヴィエラに沿ってヴィルフランシュ シュル メールとマルセイユまで航海します。スペインは活気に満ちたバルセロナに続き、秘密の岩だらけの床の間がある有名なマヨルカ島とマラガ島が続きます。最後に、ポルトガルのリスボンでの旅を終える前に、モロッコのカサブランカで別の味を加えます。

1日目 チビタベッキア (ローマ) イタリア 

2024 年 5 月 9 日 午後6時出発

ローマへの玄関口である魅力的な港町チビタベッキアと永遠の都の宝物を発見してください。上質なシーフードと美しい記念碑で有名なチビタベッキアを散策しましょう。その後、2,500 年以上の歴史と、一生の思い出となる古代のランドマークがあるローマへ旅行します。

2日目 リボルノ (トスカーナ) イタリア

2024 年 5 月 10 日午前9時~午後7時

ジョット、ブルネレスキ、ボッティチェッリ、ミケランジェロはここで天才の名を残しました。このルネッサンス発祥の地がユネスコの地位にあるのは、この都市とその博物館、教会、建築、芸術作品がヨーロッパ、そして最終的には世界に与えた圧倒的な影響によるものです。この啓蒙された時代の名残は、今日、ウフィツィ美術館、ピッタ宮殿、ヴェッキオ宮殿、そして街路全体など、いたるところに残っています。

3日目 ヴィルフランシュ フランス

2024 年 5 月 11 日 午前6時45分~午後10時

輝くコート ダジュール沿いに位置するヴィルフランシュ シュル メールは、歴史、文化、自然の驚異の宝庫である魅力的な町です。自然のままのビーチや透き通った海から、港、城塞、旧市街の魅惑的な建築様式の融合まで、見どころには事欠きません。石畳の通りを散歩し、ジャン コクトーなどを魅了した 16 世紀の教会を眺め、愛情を込めて保存された港を行き交う色とりどりの船を眺めながら美味しい食事をお楽しみください。

4日目 マルセイユ フランス

2024 年 5 月 12 日 午前8時~午後6時

マルセイユはフランス最古の都市であり、地中海有数の港の一つです。大都市の喧騒の中にあるこの古い港は、歴史的魅力を備えた趣のある風景です。色とりどりの漁船が印象的なサンジャン要塞を通り過ぎ、狭い通りが古代の教会や石畳の広場の間をさまよっています。一方、由緒ある大聖堂が丘の上から景色を見下ろしています。

5日目 バルセロナ スペイン 

2024 年 5 月 13 日 午前8時~午後6時

バルセロナは、見事な建築物と豊かな文化遺産で知られるスペイン北東海岸の活気に満ちた都市です。バルセロナの海辺の美しさ、広大なビーチ、折衷的な建築物、世界クラスのタパスとテンプラニーリョはすべて、ガウディの街に恋に落ちる理由です。実際、ここの宝物は多種多様で、旅行者も専門家も同様に魅了します。実際、市内の 9 つの重要な場所、そのうち 7 つは有名な建築家自身が設計したもので、ユネスコの称賛を得ています。

6日目 パルマ デ マヨルカ. スペイン

2024 年 5 月 14 日 午前8時~午後7時

パルマ デ マヨルカは、さまざまな時代の記念碑が豊富で、2,000 年以上前にローマ人によって設立されました。壮麗なバラ色のゴシック様式の大聖堂が、都市中心部のヤシの木に囲まれたウォーターフロントにそびえ立っています。 「静けさの島」として知られるマヨルカ島は、バレアレス諸島の中で最大かつ最も発展した島です。険しい山々、穏やかな渓谷、広い平原が変化に富んだ景観を形成しています。島の趣のある村や、ジョルジュ サンドとフレデリック ショパンが冬を過ごした修道院を訪れてください。

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7日目 終日航海 2024 年 5 月 15 日

8日目 マラガ (コスタ・デル・ソル) スペイン

2024 年 5 月 16 日 午前8時~午後10時

マラガの沿岸都市で発見された歴史的宝物の数々をご覧ください。かつて主要な貿易港であったマラガには、フェニキア人、ムーア人、スペイン人の影響を受けたさまざまな場所が混在しています。

9日目 ジブラルタル ジブラルタル

2024 年 5 月 17 日 午前8時~午後5時

スペインの南端にあるイギリスの海外領土。美しい自然の景観、歴史的な要塞、イギリスと地中海の文化が融合した活気あふれる文化が特徴です。この伝説的な石灰岩の塊の頂上まで登りましょう。 140 以上の洞窟があり、約 1,400 フィートの高さにそびえるジブラルタルの岩が、古代の伝説の定番となっている理由には疑問の余地はありません。

10日目 カサブランカ モロッコ

2024 年 5 月 18 日 午前8時~午後11時

バーグマンとボガートのビジョンが想像力を満たしているので、フランス植民地時代のデザインや旧メディナの狭い路地を探索するのは簡単です。バーゲンでいっぱいのスークは、神秘的な過去を思い出させます。しかし、この輝く都市は 21 世紀をしっかりと把握しており、今日ではヤシの木が並ぶ広い大通り、魅力的な公園、そびえ立つ高層ビルを取り囲んでいます。

11日目 終日航海 2024 年 5 月 19 日

12日目 リスボン ポルトガル

2024 年 5 月 20 日 到着午前8時

賑やかな国際都市に変わった世界最後の植民地帝国を発見してください。リスボンには、ムーア人の城、パステルカラーの建物、白い砂浜が数多くあり、散策するのに最適です。この大西洋岸の都市は、ワイン、食べ物、建築物で地中海の魅力を完璧に表現しています。

スイート&ゲストルーム

クリスタル ペントハウス スイート

クルーズ代金:ゲスト 1 名あたり$27,500

スイートのサイズ:最大909平方フィート

バルコニーのサイズ:最大107平方フィート

「クリスタル・シンフォニー」最大のスイートには、広々としたリビングエリア、専用ベランダ、豪華な仕上げ、行き届いたバトラーサービスが備わっています。クリスタル ペントハウス スイートは、2023 年または 2020 年のデザインで予約可能です。

ジュニア クリスタル ペントハウス スイート

クルーズ代金:ゲスト 1 名あたり$17,100

スイートのサイズ: 最大645平方フィート

バルコニーのサイズ:最大161平方フィート

2023年に再設計されたこの広いスイートには、専用ベランダに面した独立したダイニングエリアとリビングエリアが備わった広々とした客室があり、行き届いたバトラーサービスが提供されます。

サファイア ベランダスイート

クルーズ代金:ゲスト 1 名あたり$12,900 *

スイートのサイズ: 最大430平方フィート

バルコニーのサイズ:最大107平方フィート

リビングエリア、豪華な内装、専用ベランダを備えた広々としたスイートで、行き届いたバトラーサービスが提供されます。新しいデザインとクラシックなデザインのサファイアスイートをご予約いただけます。

サファイア オーシャン ビュー スイート

クルーズ代金:ゲスト 1 名あたり$11,500 *

スイートのサイズ: 最大430平方フィート

2023 年に再設計されたこれらの広々としたスイートには、リビングエリア、豪華な仕上げ、広大な海の景色が備わり、行き届いたバトラー サービスが提供されます。

アクアマリン ベランダ スイート

クルーズ代金:ゲスト 1 名あたり$9,600 *

スイートのサイズ最大323平方フィート

バルコニーのサイズ最大86平方フィート

快適なリビングエリアと専用ベランダを備えたスイートは、行き届いたバトラー サービスとともに、豪華でありながら親密なひとときを過ごすのに最適です。新しいデザインとクラシックなデザインのアクアマリン スイートをご予約いただけます。

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ダブルゲストルーム ベランダ付き

クルーズ代金:ゲスト 1 名あたり$7,200 *

スイートのサイズ: 最大215平方フィート

バルコニーのサイズ:最大54平方フィート

2023 年に再設計された現代的なクラシックなベッドルーム。バトラー サービスと専用ベランダに面した快適なシーティング コンステレーションを備えています。

オーシャンビューのダブルゲストルーム

クルーズ代金:ゲスト 1 名あたり$6,700 *

スイートのサイズ: 最大215平方フィート

2023 年に再設計された現代的なクラシックなベッドルーム。バトラー サービスと専用ベランダに面した快適なシーティング コンステレーションを備えています。

オーシャンビューのシングルゲストルーム

クルーズ代金:ゲスト 1 名あたり$9,100 *

スイートのサイズ: 最大215平方フィート

2023 年に再設計された現代的なクラシックなベッドルーム。バトラー サービスと専用ベランダに面した快適なシーティング コンステレーションを備えています。

当該クルーズに関するお問合せはこちら

*運賃は2名利用に基づいており(ソロゲストルームカテゴリーを除く)、船上の場所によって異なります。ソロゲストルームは、表示されている料金に従って 1 名様単位でのみご予約いただけます。運賃には、「目的地料金」(政府または準政府当局によって Crystal に課される手数料、料金、通行料、および税金、ならびに港または港における船舶の存在から生じる第三者料金および料金)が含まれます。このウェブサイトに表示されるレンダリング、写真、仕様は便宜のみを目的として提供されています。これらは、スイートおよび客室の最終的な詳細を明示的または黙示的に表現するものとして信頼されるべきではありません。Crystal は、独自かつ絶対的な裁量で、修正、改訂、および望ましいと思われる変更を行う権利を明示的に留保します。寸法と平方フィートは概算であり、実際の構造によって異なる場合があります。装飾、デザイン、レイアウトは、スイートと客室のカテゴリー内で異なる場合があります。スイートとゲストルームの詳細については、こちらまでお問い合わせください。

睦月島豪商が建てた奄美大島の皇室御用達旅館を再現

※1972年昭和天皇皇后両陛下が2回目の奄美大島行幸として御訪問(写真:朝日新聞社)

1.【昭和天皇御宿泊旅館を建設した睦月島出身の行商】

伊予絣(かすり)の行商で全国を行脚し、その稼いだ利益で皇室御用達の旅館を造った凄腕な商人がいました。 名前は筆者の叔母、森本晴恵。 

昭和40年代中頃、彼女が行商で奄美大島滞在の際、昭和天皇陛下が2回目の奄美大島行幸されるという話を聞きつけた。当時奄美大島には陛下など皇族の方が安心して御宿泊されるに相応しい宿泊施設が無かったのを機に、旅館の建築に取りかかったのです。 旅館の名前は彼女の出身地「睦月島」にちなんで「むづき荘」

「むづき荘」はその後急成長を遂げ、JTB協定旅館にも認定され多くの宿泊客を受け入れました。しかし後継者問題の理由により廃業せざるを得ませんでした。そして晴恵は晩年は睦月島に戻り余生を過ごしたのです。

その晴恵の意志を受け継ぐのみならず、愛媛県の観光経済発展を目的に富裕層インバウンド誘致に特化して森本晴恵が生まれ育った「睦月島」にて、新生「むづき荘」を再現することで超限界集落から脱却し睦月島の繁栄を蘇らせ、愛媛県の経済発展に貢献するものと理解します。

※睦月島で森本さんが栽培した「まどんな」を堪能する東京在住のご友人

2.【行商とみかんで栄えた睦月島】

睦月島は愛媛県松山市沖合の忽那諸島東部にあり、羽を広げたような形の島です。

伊予鉄道高浜駅前の桟橋から高速船やフェリーで20〜40分の所要時間です。

明治から昭和中頃まで、睦月では「縞売り」(しまうり)という伊予かすりの行商が全国各地へ赴き、集落には繁栄した人の豪邸が立ち並んだと言われています。特に東海岸には「長屋門」と呼ばれる立派な門がまえの家屋が並び、その面影を留めています。

その長屋門は台風や高波から家を守るとともに、蔵や居室の役割も果たしています。

門をくぐると「ヒノリワ」と呼ばれる中庭があり、その奥に母屋があります。

かつて「行商の島」として全国に伊予絣などの反物を売り歩く人が多く、50隻の帆船を持って港もたいへんな賑わいをみせたが、現在は柑橘の島となっているのです。

当時の睦月島は、農業生産の豊かな中島や漁業収入のある津和地島などに比べ、人口が多い割に小規模で、生活の支えとなるものがあまりなかったようです。

ところが江戸末期から明治にかけて、睦月島の人々の生活は行商という生業を見出してから大きく変わることとなるのです。

※「長屋門」と呼ばれる立派な門がまえの家屋が当時の繁栄さが伺える森本邸

3.【睦月島での行商の始まり】

江戸時代は、参勤交代を行う帆船に対する潮待ち・風待ちの避難場として利用されており、その一行に対して品物を売る「沖売り」が増えたことが睦月島行商の始まりと言われております。江戸時代の末期から明治時代にかけて、伊予絣(いよがすり)を中心とした手織り反物製造が隆盛しました。

睦月島で製造した反物を、各自の船により行商で販売することで、仕入れの費用も流通経費もいらず、高利潤を得ることができたのです。また瀬戸内海中央部に位置することから、他地域への交通は非常に有利な立場にあったのです。

この手織り反物製造の発達は、愛媛県全体に見られたのですが、狭小で農業生産力の低い睦月島にとって、手織り反物の製造は貴重な現金収入であったため、多くの島民が従事したと言われております。

▪️行商の発展

江戸時代末期に始まった潮待ちする船舶に対する「沖売り」は明治 20 年を境に伝馬船で瀬戸内海各地の海岸や島嶼を周り、行商を行う「縞売り」として発展しました。

これは、ニグロ染め(おはぐろのふしで染めた黒の織物)を含めた手織り反物が、縞模様であることからその名で知られるようになったのです。

船団の規模も拡大。数名で船を宿とし、一度の行商で 1 ヶ月程度周ったと言われました。

明治 30 年代からは、さらに規模が拡大し、ある程度の帆船により「縞売り船」と称した船で寝泊りし、瀬戸内海にとどまらず九州・山陰各地に進出することとなるのです。

「縞売り」は戦前の昭和初期まで続きましたが、全盛期には売り子を含めて約500 人が行商に出ていました。その数は当時の睦月島の人口の約 3 分の 1 にあたります。

※地中海を思わせるガストロノミーな島を目指し、イタリア料理で来島客をもてなす

3.【睦月島の今後の方向性】

・睦月島が抱える現在の問題点

歳月は流れ、2023年現在の睦月は高齢化率85%と全国でもトップクラスの超限界集落に様変わりしました。島民数は5月現在で166人と年々減少の一途で、5年後には1/2に、10年後には1/3になると予測されています。

さらに睦月島では一次産業の高齢化・後継者不足、空き家問題が深刻になっています。このような状況を島民は行政に相談するものの、「将来性のない過疎地」という事で聴く耳を持たれていないとのことです。

また睦月島ではイノシシによる農作物の被害が深刻になっており、農家の方々が手塩にかけた柑橘類を食い荒らしてしまう害獣をどのように解決したら良いかを常日頃ご苦労されていらっしゃるのです。

・打開策として、食事と文化の関係を考察するガストロノミーな島を目指す

このような状況を放置する訳にはいかないということで、睦月島総代の森本泰光氏と森本茂氏など睦月島の若い世代の有志の方々が、睦月島名産物の柑橘類や柑橘を加工したお菓子や酒類の製造にチャレンジしたり、獲れたての魚介類を使ったイタリア料理で客人をもてなしたりして再生を創意工夫して臨んでいます。

さらに島内でのイノシシ駆除対策のイベントを開催しました。主役として、東京神楽坂にある「リストランテ・カルミネ」オーナーシェフ、カルミネ・コッツォリーノ氏を招待。

カルミネ氏曰く「睦月島のイノシシは柑橘類しか食べないから肉の臭みもなくて美味しい」とコメントしました。カルミネ氏の出身国・イタリアでは野生のイノシシ肉が身近な食材として親しまれていて、さまざまな調理法が生活に根付いているのです。ジビエとしてイノシシ料理を地元料理にすることで農作物被害の改善策が見出せたようです。

豪商の古民家を修復・再現した生口島の高級旅館(引用元:Azumi Setoda HP)

4.【豪商の古民家をラグジュアリー旅館に改装した成功事例】

このように今後の人口減少、さらに宿泊施設が無い睦月島の経済発展などの問題をどのような解決の糸口になるかを模索していたところ、一例として同じ瀬戸内海に浮かぶ島にヒントがありました。愛媛県の大三島と広島県との県境にある「生口島」の瀬戸田町に「Azumi Setoda」があります。

今から150年近く前の明治9年に製塩で財を成した旧堀内邸をスタイリッシュに改装され奢な佇まいの屋敷が2021年3月、世界中の富裕層旅行者に支持されているラグジュアリーホテル「アマン」の創始者、エイドリアン・ゼッカ氏によって、日本旅館として生まれ変わりました。

「Azumi Setoda」の発端は1995年に遡り、当時世界中のホテル愛好家の憧れの的だったバリ島の「アマンダリ」と京都の老舗旅館「俵屋」を舞台に、ゼッカ氏と「俵屋」の女将・佐藤年氏が、とある雑誌に“もてなしの心”について、お互いの叡智と哲学を存分に披露し合うという奇跡的な対談が実現し、アマンファンの間でも話題となりました。

ゼッカ氏は、「アマン」を造りながらも、日本旅館を造るという構想を、かなり前から抱いており、京都「俵屋」を訪れたことで、その思いはより強くなっていったのだと思われます。新ブランド「AZUMI」では、日本独自の家庭的な旅館の概念を、当初の意図と照らし合わせながら変化させています。

このように土地の文化や歴史、コミュニティー新生「むづき荘」のコンセプトは以下の通りです。

※新生「むづき荘」のテーマはラグジュアリーなリトリート(癒し)

5【宿泊客は富裕層インバウンドに絞り込む】

近年日本ではアフターコロナということでインバウンドにかなり力を注いでます。富裕層インバウンドにこだわる理由は訪日されたセレブリティがインフルエンサーになるからです。その究極のインフルエンサーとは国王や大統領などの要人です。

弊社が富裕層をインバウンドのターゲットとする理由について、観光消費額の平均単価が高いということはもちろんですが、それだけではありません。旅行業界に限らず、富裕層の間で「良い」と認められたものはマス層(大衆)の憧れになる傾向があります。

このようなセレブリティに認められたブランド、そして流行したトレンドは「憧れ」となり、すべての人に影響・波及し得るのです。このように新しい価値観の醸成を促すことで、観光産業全体の押し上げを図ることも、富裕層インバウンド活性化への取り組みです。

また富裕層に特化する事で、オーバーツーリズムの未然防止・抑制・受入環境整備による持続可能な観光推進に貢献します。

島という海に囲まれた立地は部外者が安易に侵入できないようになっていますので、自然とセキュリティ対策は万全です。富裕層の方々にとって、離島滞在は身の安全を確保することにも貢献します。

愛媛の知名度が世界的に高くない現状を打破するには、世界の高級ホテルチェーン(リッツ・カールトン、フォーシーズンズホテル等)を誘致し、その知名度をレバレッジ効果によって世界中の富裕層インバウンドへのアプローチが容易にするのです。

豪商で栄えた睦月島だから、富裕層インバウンド誘致に相応しい土地柄かと思われます。

※外観は豪商の家屋を再現、内装はスタイリッシュなデザイン

6.【新生「むづき荘」再生に向けて】

弊社が想定している富裕層インバウンドにとって、究極の旅とは旅の過程を大事にして、 体験を心に刻むことです。滞在客の中で、特に夫婦参加の場合は、その旅の体験を通して 人生の足跡を「同期化」することにより、夫婦の喜びや失敗も共有できるのです。

ゲストは、宿泊先での滞在生活の中に、人生の「物語」を潜在的に求めている傾向があります。思い出を心に刻みたいと思っている人たちなのです。富裕層インバウンドの旅には「人生の価値や感動を刻む」仕掛けが欠かせません。

その実現のためには、彼らのライフスタイルに最大限に配慮(顧客独自の世界観を知らずして、心配りはできない)をしつつ、宿泊客による旅行の”中心”に 「睦月島での滞在」という“舞台”を演出するのです。

そしてお仕着せの企画ではなく、多くの選択肢の中なら、彼らが 「気の向くまま」選べるだけの潤沢なメニューを満たす商品企画力が必要です。料理も愛媛の郷土料理や和食会席料理だけでなく、地の素材をベースにした世界三大料理(フランス料理、中華料理、トルコ料理)やイタリア料理なども作る柔軟性が富裕層インバウンドには求められるのです。このような多彩な食事の選択肢を提供することも必要です。

そこで新生「むづき荘」は再建は創業者が一人で土地を購入したり、スタッフの人材確保する個人プレーで再生するのではなく、睦月島島民や行政、国内外ホテルチェーン、民間デベロッパー、投資家、有志などとコラボレーションで一体化を図ることを目的とし、宿泊事業が継続が実現します。

そして睦月島に備わっているポテンシャル(潜在能力)や土地の文化や歴史、コミュニティー、食材などの「豊富な資源」を活用すれば、再び隆盛を蘇らせ愛媛県の観光経済に貢献できるかと思われます。

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睦月島豪商が建てた奄美大島の皇室御用達旅館を再現

※1972年昭和天皇皇后両陛下が2回目の奄美大島行幸として御訪問(写真:朝日新聞社)

1.【昭和天皇御宿泊旅館を建設した睦月島出身の行商】

伊予絣(かすり)の行商で全国を行脚し、その稼いだ利益で皇室御用達の旅館を造った凄腕な商人がいました。 名前は筆者の叔母、森本晴恵。 

昭和40年代中頃、彼女が行商で奄美大島滞在の際、昭和天皇陛下が2回目の奄美大島行幸されるという話を聞きつけた。当時奄美大島には陛下など皇族の方が安心して御宿泊されるに相応しい宿泊施設が無かったのを機に、旅館の建築に取りかかったのです。 旅館の名前は彼女の出身地「睦月島」にちなんで「むづき荘」

「むづき荘」はその後急成長を遂げ、JTB協定旅館にも認定され多くの宿泊客を受け入れました。しかし後継者問題の理由により廃業せざるを得ませんでした。そして晴恵は晩年は睦月島に戻り余生を過ごしたのです。

その晴恵の意志を受け継ぐのみならず、愛媛県の観光経済発展を目的に富裕層インバウンド誘致に特化して森本晴恵が生まれ育った「睦月島」にて、新生「むづき荘」を再現することで超限界集落から脱却し睦月島の繁栄を蘇らせ、愛媛県の経済発展に貢献するものと理解します。

※睦月島で森本さんが栽培した「紅まどんな」を堪能する東京在住のご友人(筆者撮影)

2.【行商とみかんで栄えた睦月島】

睦月島は愛媛県松山市沖合の忽那諸島東部にあり、羽を広げたような形の島です。

伊予鉄道高浜駅前の桟橋から高速船やフェリーで20〜40分の所要時間です。

明治から昭和中頃まで、睦月では「縞売り」(しまうり)という伊予かすりの行商が全国各地へ赴き、集落には繁栄した人の豪邸が立ち並んだと言われています。特に東海岸には「長屋門」と呼ばれる立派な門がまえの家屋が並び、その面影を留めています。

その長屋門は台風や高波から家を守るとともに、蔵や居室の役割も果たしています。

門をくぐると「ヒノリワ」と呼ばれる中庭があり、その奥に母屋があります。

かつて「行商の島」として全国に伊予絣などの反物を売り歩く人が多く、50隻の帆船を持って港もたいへんな賑わいをみせたが、現在は柑橘の島となっているのです。

当時の睦月島は、農業生産の豊かな中島や漁業収入のある津和地島などに比べ、人口が多い割に小規模で、生活の支えとなるものがあまりなかったようです。

ところが江戸末期から明治にかけて、睦月島の人々の生活は行商という生業を見出してから大きく変わることとなるのです。

※「長屋門」と呼ばれる立派な門がまえの家屋が当時の繁栄さが伺える(筆者撮影)

3.【睦月島での行商の始まり】

江戸時代は、参勤交代を行う帆船に対する潮待ち・風待ちの避難場として利用されており、その一行に対して品物を売る「沖売り」が増えたことが睦月島行商の始まりと言われております。江戸時代の末期から明治時代にかけて、伊予絣(いよがすり)を中心とした手織り反物製造が隆盛しました。

睦月島で製造した反物を、各自の船により行商で販売することで、仕入れの費用も流通経費もいらず、高利潤を得ることができたのです。また瀬戸内海中央部に位置することから、他地域への交通は非常に有利な立場にあったのです。

この手織り反物製造の発達は、愛媛県全体に見られたのですが、狭小で農業生産力の低い睦月島にとって、手織り反物の製造は貴重な現金収入であったため、多くの島民が従事したと言われております。

▪️行商の発展

江戸時代末期に始まった潮待ちする船舶に対する「沖売り」は明治 20 年を境に伝馬船で瀬戸内海各地の海岸や島嶼を周り、行商を行う「縞売り」として発展しました。

これは、ニグロ染め(おはぐろのふしで染めた黒の織物)を含めた手織り反物が、縞模様であることからその名で知られるようになったのです。

船団の規模も拡大。数名で船を宿とし、一度の行商で 1 ヶ月程度周ったと言われました。

明治 30 年代からは、さらに規模が拡大し、ある程度の帆船により「縞売り船」と称した船で寝泊りし、瀬戸内海にとどまらず九州・山陰各地に進出することとなるのです。

「縞売り」は戦前の昭和初期まで続きましたが、全盛期には売り子を含めて約500 人が行商に出ていました。その数は当時の睦月島の人口の約 3 分の 1 にあたります。

※地中海を思わせるガストロノミーな島を目指し、イタリア料理で来島客をもてなす(筆者撮影)

3.【睦月島の今後の方向性】

・睦月島が抱える現在の問題点

歳月は流れ、2023年現在の睦月は高齢化率85%と全国でもトップクラスの超限界集落に様変わりしました。島民数は5月現在で166人と年々減少の一途で、5年後には1/2に、10年後には1/3になると予測されています。

さらに睦月島では一次産業の高齢化・後継者不足、空き家問題が深刻になっています。このような状況を島民は行政に相談するものの、「将来性のない過疎地」という事で聴く耳を持たれていないとのことです。

また睦月島ではイノシシによる農作物の被害が深刻になっており、農家の方々が手塩にかけた柑橘類を食い荒らしてしまう害獣をどのように解決したら良いかを常日頃ご苦労されていらっしゃるのです。

・打開策として、食事と文化の関係を考察するガストロノミーな島を目指す

このような状況を放置する訳にはいかないということで、睦月島総代の森本泰光氏と森本茂氏など睦月島の若い世代の有志の方々が、睦月島名産物の柑橘類や柑橘を加工したお菓子や酒類の製造にチャレンジしたり、獲れたての魚介類を使ったイタリア料理で客人をもてなしたりして再生を創意工夫して臨んでいます。

さらに島内でのイノシシ駆除対策のイベントを開催しました。主役として、東京神楽坂にある「リストランテ・カルミネ」オーナーシェフ、カルミネ・コッツォリーノ氏を招待。

カルミネ氏曰く「睦月島のイノシシは柑橘類しか食べないから肉の臭みもなくて美味しい」とコメントしました。カルミネ氏の出身国・イタリアでは野生のイノシシ肉が身近な食材として親しまれていて、さまざまな調理法が生活に根付いているのです。ジビエとしてイノシシ料理を地元料理にすることで農作物被害の改善策が見出せたようです。

豪商の古民家を修復・再現した生口島の高級旅館(引用元:Azumi Setoda HP)

4.【豪商の古民家をラグジュアリー旅館に改装した成功事例】

このように今後の人口減少、さらに宿泊施設が無い睦月島の経済発展などの問題をどのような解決の糸口になるかを模索していたところ、一例として同じ瀬戸内海に浮かぶ島にヒントがありました。愛媛県の大三島と広島県との県境にある「生口島」の瀬戸田町に「Azumi Setoda」があります。

今から150年近く前の明治9年に製塩で財を成した旧堀内邸をスタイリッシュに改装され奢な佇まいの屋敷が2021年3月、世界中の富裕層旅行者に支持されているラグジュアリーホテル「アマン」の創始者、エイドリアン・ゼッカ氏によって、日本旅館として生まれ変わりました。

「Azumi Setoda」の発端は1995年に遡り、当時世界中のホテル愛好家の憧れの的だったバリ島の「アマンダリ」と京都の老舗旅館「俵屋」を舞台に、ゼッカ氏と「俵屋」の女将・佐藤年氏が、とある雑誌に“もてなしの心”について、お互いの叡智と哲学を存分に披露し合うという奇跡的な対談が実現し、アマンファンの間でも話題となりました。

ゼッカ氏は、「アマン」を造りながらも、日本旅館を造るという構想を、かなり前から抱いており、京都「俵屋」を訪れたことで、その思いはより強くなっていったのだと思われます。新ブランド「AZUMI」では、日本独自の家庭的な旅館の概念を、当初の意図と照らし合わせながら変化させています。

このように土地の文化や歴史、コミュニティー新生「むづき荘」のコンセプトは以下の通りです。

※新生「むづき荘」のテーマはラグジュアリーなリトリート(筆者撮影)

5【宿泊客は富裕層インバウンドに絞り込む】

近年日本ではアフターコロナということでインバウンドにかなり力を注いでます。富裕層インバウンドにこだわる理由は訪日されたセレブリティがインフルエンサーになるからです。その究極のインフルエンサーとは国王や大統領などの要人です。

弊社が富裕層をインバウンドのターゲットとする理由について、観光消費額の平均単価が高いということはもちろんですが、それだけではありません。旅行業界に限らず、富裕層の間で「良い」と認められたものはマス層(大衆)の憧れになる傾向があります。

このようなセレブリティに認められたブランド、そして流行したトレンドは「憧れ」となり、すべての人に影響・波及し得るのです。このように新しい価値観の醸成を促すことで、観光産業全体の押し上げを図ることも、富裕層インバウンド活性化への取り組みです。

また富裕層に特化する事で、オーバーツーリズムの未然防止・抑制・受入環境整備による持続可能な観光推進に貢献します。

島という海に囲まれた立地は部外者が安易に侵入できないようになっていますので、自然とセキュリティ対策は万全です。富裕層の方々にとって、離島滞在は身の安全を確保することにも貢献します。

愛媛の知名度が世界的に高くない現状を打破するには、世界の高級ホテルチェーン(リッツ・カールトン、フォーシーズンズホテル等)を誘致し、その知名度をレバレッジ効果によって世界中の富裕層インバウンドへのアプローチが容易にするのです。

豪商で栄えた睦月島だから、富裕層インバウンド誘致に相応しい土地柄かと思われます。

※外観は豪商の家屋を再現、内装はスタイリッシュなデザイン(イメージ/筆者撮影)

6.【新生「むづき荘」再生に向けて】

弊社が想定している富裕層インバウンドにとって、究極の旅とは旅の過程を大事にして、 体験を心に刻むことです。滞在客の中で、特に夫婦参加の場合は、その旅の体験を通して 人生の足跡を「同期化」することにより、夫婦の喜びや失敗も共有できるのです。

ゲストは、宿泊先での滞在生活の中に、人生の「物語」を潜在的に求めている傾向があります。思い出を心に刻みたいと思っている人たちなのです。富裕層インバウンドの旅には「人生の価値や感動を刻む」仕掛けが欠かせません。

その実現のためには、彼らのライフスタイルに最大限に配慮(顧客独自の世界観を知らずして、心配りはできない)をしつつ、宿泊客による旅行の”中心”に 「睦月島での滞在」という“舞台”を演出するのです。

そしてお仕着せの企画ではなく、多くの選択肢の中なら、彼らが 「気の向くまま」選べるだけの潤沢なメニューを満たす商品企画力が必要です。料理も愛媛の郷土料理や和食会席料理だけでなく、地の素材をベースにした世界三大料理(フランス料理、中華料理、トルコ料理)やイタリア料理なども作る柔軟性が富裕層インバウンドには求められるのです。このような多彩な食事の選択肢を提供することも必要です。

そこで新生「むづき荘」は再建は創業者が一人で土地を購入したり、スタッフの人材確保する個人プレーで再生するのではなく、睦月島島民や行政、国内外ホテルチェーン、民間デベロッパー、投資家、有志などとコラボレーションで一体化を図ることを目的とし、宿泊事業が継続が実現します。

そして睦月島に備わっているポテンシャル(潜在能力)や土地の文化や歴史、コミュニティー、食材などの「豊富な資源」を活用すれば、再び隆盛を蘇らせ愛媛県の観光経済に貢献できるかと思われます。

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富裕層インバウンドの本質

注目

富裕層インバウンド誘致で地域活性化

世界で一番富裕層の方々が多く存在するアメリカ・ビバリーヒルズから発祥、数字のデータ・統計や理論以上に実体験を重視して構築されたビジネススタイルです。近年日本ではアフターコロナということでインバウンドにかなり力を注いでます。

富裕層インバウンドにこだわる理由は訪日されたセレブリティがインフルエンサーになるのです。その究極のインフルエンサーとは国王や大統領などの要人です。

弊社が富裕層をインバウンドのターゲットとする理由について、観光消費額の平均単価が高いということはもちろんですが、それだけではありません。

旅行業界に限らず、富裕層の間で「良い」と認められたものはマス層(大衆)の憧れになる傾向があります。

このようなセレブリティに認められたブランド、そして流行したトレンドは「憧れ」となり、すべての人に影響・波及し得るのです。このように新しい価値観の醸成を促すことで、観光産業全体の押し上げを図ることも、富裕層インバウンド活性化への取り組みです。

日本政府観光局(JNTO)の調査によりますと、富裕層旅行者がひとりで一般旅行者の約9倍の経済効果が見込めるというデータが出ております。

成功事例として代表例が北海道ニセコ町、次いで洞爺湖や伊勢志摩など各国首脳陣によるサミットが掲げられます。ただサミットのような一過性のあるイベントだけではコンスタントに誘致することは難しいかと思われます。

現実問題として、首都圏や近畿圏以外の地方でのインバウンド事業が進まない原因と主に二つ掲げられます。

1.インフラの整備

最近のインフラの定義とは公共交通機関や電気、ガス、水道だけではなく、レストランやホテル、最近ではコーヒーショップもインフラの定義の一つとして世の中は捉えているのです。

近年、東京の地下鉄の改札の中にスターバックスなど大手コーヒーチェーンが入っていますね。とある地方都市でもJRの駅や道後温泉駅にもコーヒーショップチェーンが入っています。

東京から新幹線で約1時間の長野県軽井沢町は、19世紀末からの高原リゾート都市であり、歴史ある避暑地・別荘地として知られています。

「軽井沢」が繁栄している理由は、北陸新幹線停車駅設置や高速道路、高級ホテルやレストラン、スーパーなど首都圏に住んでいる富裕層に対してインフラが充実されているからだと思われます。

北陸新幹線が長野から石川県金沢市まで延伸された際、速達の新幹線「かがやき号」が全列車軽井沢駅を通過するニュースが流れた時、住民の方は軽井沢衰退の危機感を感じたとのことです。

町おこしや村おこしをすることはとても重要です。

しかし多くの人を誘致させるにはインフラの整備を行わない限りおしゃれなカフェを作ったし、ゆるキャラでアピールしても結局狭いパイの中の奪い合いにしか過ぎず、予算を大量にかけて投資しても本末転倒となりかねません。人口減少は日本全国的に起こっております。

2.海外旅行を含めた外国人と接する機会が少ない日本人の価値観を推し進める。

日本に来たなら寿司や刺身を食べなさいと外国人旅行者に強要する傾向があります。

一例としてトルコのサバサンドの付け合わせとして濃いピンク色した飲み物は「トゥルシュ」。トルコの街中やレストランで見かける色鮮やかな飲み物です。砂糖は使われずに大量の塩と酢で作られるので味はとても刺激的で好みがハッキリ分かれます。

トルコで食べられる酢漬けの野菜(ピクルス)なので、もちろん汁も飲みます。はじめはジュースと思っていたのですが、きゅうりやナス、セロリ等の野菜が入っています。

トルコに限ったことではないのですが、地域の名物料理を誰ものが受け入れられるはずがありません。

フランスでしたら「山羊のチーズ」など、味の好みがハッキリ分かれるものが存在します。

「どうしたら受け入れられるだろうか、、、」

富裕層含めてインバウンドに携わる以上、日本人はもっと海外で出て様々な創意工夫を積み重ねるのが本筋です。

本来なら富裕層含めてインバウンドに携わる以上、日本人はもっと海外で出て様々な創意工夫を積み重ねるのが本筋です。

ご存じのように歌劇やお祭りなどの様々な文化が充実し、日本産の食材も豊富。さらに日本語だけで夥しい文献や情報にもアクセスできるなど日本語や日本食ですべてが事足りて、わざわざ不便な海外に出ようとしないのが現状です。

特に日本の歴史と和食を強要している傾向があり、彼らの国籍や環境、価値観や考え方などライフスタイルを理解しないと事は進みません。

観光は経済に直結する分野です。

人との往来が増えることで、経済関係もより強くなることはご承知かと思われます。

富裕層インバウンドに成功を収めた海外企業の成功事例をもとに具現化に向けていく地方自治体様の一助となれば幸いです。

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1.欧米の旅行マーケット

  1. 概要
  2. フロリダとラスベガスの違い
  3. 航空業界の規制緩和とクルーズ
  4. ハリウッドの新しい旅行スタイル
  5. 業界に革命を起こしたクルーズ
  6. クルーズ客船は洋上の都市
  7. 旅行決済システムの簡素化
  8. アメリカクルーズ事情
  9. イギリスのクルーズ市場

2.投資家旅行家・パーマネントトラベラーの視点

  1. 旅行需要の回復に向けて
  2. 富裕層インバウンド方向性
  3. ラグジュアリートラベラーが求めるもの
  4. ウェルネスは富裕層インバウンドの理想

3.富裕層ビジネスのオピニオンリーダー「ザ・リッツ・カールトン」

  1. ザ・リッツ・カールトンとクリスタルクルーズの共通点
  2. リッツ・カールトンヨット処女航海
  3. ザ・リッツ・カールトンヨットコレクションがデビュー

4.日本食を全世界に広めたセレブリティ「NOBU」

  1. ユダヤ人富裕層に不評の日本食を改善
  2. 船上日本食レストランへの挑戦
  3. 和食のカリスマ「NOBU」を船上に
  4. 世界のNOBUの味が洋上で味わえる

5.ラグジュアリークルーズは富裕層インバウンド事業の要

  1. ラグジュアリークルーズとは
  2. クルーズの本質
  3. クリスタルクルーズに注目する理由
  4. 世界で通用するクルーズ会社を構築
  5. ユダヤ系富裕層の乗客との出会い
  6. クルーズ業界の評論家の見解
  7. 日米クルーズ価値観の相違
  8. ゲストのライフスタイル
  9. 難関米国ラグジュアリーマーケット
  10. ラグジュアリークルーズの世界基準
  11. ラグジュアリークルーズの黄金律.1
  12. ラグジュアリークルーズの黄金律.2
  13. クルーズの主役はゲスト
  14. クリスタルクルーズの幕開け
  15. 完璧な船上環境を目指して
  16. ゲストとクルーの相性が肝心
  17. クルーズ客船事業は社会心理学
  18. リピータービジネスを支えるクルー
  19. 世界最高「ファイブスター・プラス」獲得
  20. 企業の永続的な成功をもたらす7つの方法
  21. ラグジュアリークルーズの最高級ブランド.1
  22. ラグジュアリークルーズの最高級ブランド.2
  23. クルーズの究極の在り方9か条
  24. クルーズ客船事業は社会心理学
  25. ブランド創りと同業他社との差別化
  26. ーケットに聞く最適人材の相性とは
  27. ラグジュアリークルーズに対する日本人のバイアス

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ミシュラン三ツ星「ミッシェルブラス」in 北海道

孤高の料理人とも呼ばれるミッシェル・ブラスの世界。

コロナ禍前まで北海道ウインザーホテル洞爺にフランス国外の唯一の支店であったフランス内陸部オーブラック地方ライオール村に店を構える「ミシェル・ブラス」の料理をご紹介します。

自然豊かなこの村から生まれた料理は、フランス料理の世界でも非常に高い評価を得ています。その唯一の支店が、この日本の中でも豊かな自然を有する北海道の洞爺湖にありました。

ライオールオリジナルのカトラリーはずっしりと重いです。食べている途中はお皿にフランス語で書かれたメッセージが添えられています。スタッフの方が説明してくれます。

ミシェルブラスはソムリエナイフで有名なライオール村の出身。

ライオール村では、ナイフは一生に一本、質の良いナイフを子どもの頃から手入れを行い、一生使い続けるのだそうです。

そのライオール村でのしきたりとして、「マイナイフ」を持ち、それを生涯大事に使い続けるという伝統があるそうです。

ライオール村にある本店でもナイフ1本だけは全ての料理最後まで使い通します。

その伝統に従って「ナイフだけは最後まで使って頂けませんか?」とサービスされる方がおっしゃってました。

食べ終わったときに、「ナイフはパンでぬぐってください」と。ファークやスプーンはその都度替えてくれます。

ミッシェルブラスのフランス本店にあるオーブラック高原のハーブ「シストル」。ミシェルブラスのシンボルマークがバターにもあります。

【アミューズ】 1品目。コックームイエット。ミシェル・ブラス氏が子供の頃、母親が作ってくれた丁度よい湯で加減の半熟卵を食べるのが素朴な楽しみだったと詳しく書かれたエッセイが渡されます。粋な演出です。

2皿目がセップ茸のタルト、3品目は蝦夷鹿のコンソメのジュレなど一口ずつスプーンに盛られた色鮮やかな前菜です。

北海道グリーンアスパラのロースト、ハーブと卵のヴィネグレット、ゴマ塩、洞爺湖周辺の農家で採れた野菜。

ウド&ホッキ貝のポワレ、ニンニクのコンフィ&ピマンデスプレットで香りをつけて:”アイゴブリドー”のエミュルシオン、クルミオイル。

魚介料理として、ブルゴーニュ産エスカルゴのファルシ。ペティオニオンのポワレ、生ハムオイルとシブレット。春巻き見立ての料理ですが、中にはぎっしりとエスカルゴが入っていました。

メインディッシュの肉料理は知床から来た:鶏の胸肉、ナスとオレンジのピューレ。

「アリゴ」という目の前で、チーズとジャガイモをこねて伸ばしたライオール地方の郷土料理。元々はオーブラック地方の修道院が巡礼者にふるまった食べ物というのが始まりとのこと。ジャガイモのピュレと牛乳とバターとニンニクを加えて練り、糸を引くような状態に仕上げたものです。

チーズの盛り合わせ。ミシェル・ブラスの地元であるフランス産チーズが揃えられ、この中から好きなものを好きなだけ取り分けていただけます。

デザートはチョコレートムースとシャーベット。締めにエスプレッソ。

ミッシェルブラスのディナーを堪能し、翌日の朝はシャンパンブレックファーストです。朝からシャンパンなんて贅沢な気分にさせられます。

ミッシェルブラスでは食事だけでも最低3時間かかりますのでゆとりあるスケジュールでご来店されることをお勧めします。実際、私たち夫婦は19時に入店し、24時半までおりました。食事が済んだあとソムリエの方の計らいで「ミッシェルブラス」のワインセラーを見学させていただきました。まるでワインが眠っている冷蔵された倉庫みたいでした。ちなみにディナーの場合、ワイン込みでひとり40,000円程度の予算でした。

印象としては極めて個性的な料理と伺えます。万人受けではなく、玄人向けと言った感じでしょうか。

Michel Bras Toya Japon HPより

あいにくザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパでのフランス料理「ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン」は契約期間満了に伴い2020年4月30日(木)で閉店しましたので、今後はフランスの本店まで出向いて試してみたいと思います。

ザ・リッツ・カールトンヨットコレクションの究極のダイニング

ザ・リッツ・カールトンヨットコレクション「エブリマ」号の船内プライベートダイニング「S.E.A」では、「ザ・リッツ・カールトン・ウォルフスブルク」の3つ星レストラン「Aqua(アクア)」の料理長スヴェン・エルバーフェルド氏のレストランで乗船客の食事を提供します。

「ザ・リッツ・カールトン・ウォルフスブルク」があるヴォルフスブルクは、ドイツ北部に位置する自動車産業で有名な街です。

2000年にフォルクスワーゲン本社工場に隣接した体験型テーマパーク「アウトシュタット(自動車の街)」がオープンして以来、観光地としても人気になっています。

このテーマパークの敷地内にある「ザ・リッツ・カールトン・ウォルフスブルク」内のミシュラン3つ星のレストラン「Aqua(アクア)」があります。

※実際の航海で提供される料理はもちろん異なりますので、あくまでもイメージということをお伝えしておきます

【ビーフソテーと豆類】
シンプルかつ人気ある牛肉料理です。

【ポークチョップと海老や蟹のマヨネーズ和え】
ケチャップ以外で味付けした豚肉のソテー。通常マデラ酒を煮詰めて作るマデラソースをかけて食べるとされ、肉厚の豚肉を使用する場合はオーブンでじっくりと焼きあげます・さらにえびやかになどの甲殻類と合わせてたマヨネーズ和えにします。

【クレソンの緑と卵の黄が鮮やかな、にんにくを効かせたエスカルゴ】
世界のトップレベルと名高い同レストランを率いるのは、「スヴェン・ エルヴァーフェルド氏。彼の現代アートの美術館を思わせるアヴァンギャルドな料理の世界を堪能できます。
皿の上でのコントラストを大切にしているというシェフは、異なる食感や異なる温度を一皿の上でみごとに調和させます。

【ビーフタルタル・ボルシチ風味】
ドーム型のサワークリームとビートのスープを合わせた「ビーフタルタル・ア・ラ・ボルシチ」は、温度のコントラストが感じられる一品です。

アミューズは「スナック&クリスピーロール」と「スープショット&スプーンテイスティング」はシェフ独自のスタイルで、自らデザインしたという器で出されます。

【ミネラル鳩胸肉、トウモロコシとバターミルク添え】日本では「鳩」をいただくことに抵抗を感じる方も少なくないのですが、シビエとして提供される鳩肉は一瞬、上質な牛肉を思わせる色合いです。実際に食べて見ると脂肪が少なくコクのある味わいです。

【アカザエビと木炭でグリルした子豚バラ肉のグリル】アカザエビと木炭でグリルした子豚バラ肉のグリルの風味に、バルサミコと醤油、マスタード、オリーブオイルから作られたソースとトマトで甘酸っぱさを添えるという絶妙さ。

【フォアグラとマグロのポン酢和え】
この一皿は日本人にはうってつけの逸品だと思われます。

【サーモンのグリルとキャビア】
サーモンのグリルにキャビアやコールラビ(和名:カブランカン)やスイバ(日本ではイタドリの仲間)が付け合わせに盛られています。

【ドイツ風舌平目のムニエル】あっさりとしながらもボリューミーな舌平目です。

【トマト、ライム、、バジルのディップ】
パンにバターを塗るような感覚で美味しくいただけます。

【仔牛のワイン煮込み】
ビーフシチューのようにじっくり煮込んだ仔牛の肉の上にトリュフをたっぷりかけます。
とても贅沢な逸品です。

【フォアグラとハイビスカスのフルムダンベール】フルムダンベールとはフランス中南部の山岳地帯オーヴェルニュ地方のチーズで、酪農家たちから「高貴な青カビ」と呼ばれています。フォレ山脈の東側と西側の2つの町で同じチーズが作られていて、西側斜面で作られたものがフルム・ダンベール、東側斜面で作られたものがフルム・ド・モンブリゾンと呼ばれています。

外見は直径13cm、高さ20cmの背が高い円筒形という珍しい形が特徴的です。
表皮はやや乾燥していて、白や赤みがかったカビが見られます。

青カビタイプ独特の刺激やコクがありますが、見た目の青カビの多さに比べるとマイルドな味わいです。食べやすい青カビタイプの代表格と言ってもいいでしょう。

日本でも定番と言っていいほど見かけるようになりました。フォアグラとの濃厚さがワイングラスをついつい傾けたくなります。

味が濃厚なので、キンキンに冷えた白ワインとの相性も良いでしょう。

【きゅうりと生姜のヨーグルトムース】
あっさりしたきゅうりと生姜の風味とヨーグルトのまったりした食感。
こちらも白ワインのおつまみとして相性バッチリです。

【フランスリムジン産仔羊肉のソテー】
リムジン種はフランス原産の牛です。体毛は赤褐色に覆われ、角がない「無角種」と角がある「有角種」が存在します。非常に筋肉質な牛で、脂肪分が少ないのが特徴。

そのため、肉質が硬かったり、サッパリ・あっさりした味を想像する方も多いのではないでしょうか。しかしリムジン種の肉質はとても柔らかいと言われています。

「脂肪が少ないのに柔らかいお肉」ということです。

【スモールサラダ】
見た目の通り、少量のサラダですが、ブーケを思わせる遊び感覚が溢れています。

【イカのカレー風味、アンチョビ添え】
イカをメインとしたシーフード料理。スパイシーな香りが食欲をそそります。

【とうもろこしのサラダ】
とうもろこしをムース状に仕上げた冷製の前菜です。

【ホタテとキウイ、インペリアルキャビア添え】
生のホタテにナタネやキュウリ、キウイそして上質なキャビアを添えた一品です。

【アスパラのロースト、ハーブと卵のヴィネグレット】
ローストしたアスパラガスにメレンゲのように泡だててアクセントを加えます。

【煮込みポーク】
煮込んだ豚肉と暖かいノルウェーのナスのロブスター。そして付け合わせは発酵させたニンジンに甲殻類のマヨネーズとコリアンダー、そしてショウガのソース。モダンヨーロピアンはアジアの味覚も積極的に取り入れています。

【サバのグリル・ハーブマヨネーズ】
グリルした鯖にハーブたっぷりなマヨネーズソースでいただきます。

【チョコレートの盛り合わせ】
様々な一口サイズのチョコレートがお楽しみいただけます。

【シャンペンシャーベット】
グラニテとして、魚料理をいただいた後のお口直しとしてはうってつけです。

「サンペリグリノ世界のベストレストラン50」にも選ばれるなど、世界のトップレベルと名高い「ザ・リッツ・カールトン・ウォルフスブルク」の3つ星レストラン「Aqua(アクア)」

新しい形のドイツキュイジーヌの立役者といわれるスヴェン・エルバーフェルド氏の料理は、楽しい驚きに満ちていて、コースの最初から最後までゲストを味覚で楽しませます。

ザ・リッツカールトンヨットコレクションでの旅先や忘れられない体験、比類なき旅程を探し求めましょう。@RitzCarltonYachtCollection.———————————————————————————————-

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【クリスタル・シンフォニー】船上の本格和食レストラン

スペシャルティーレストラン『シルクロード&寿司バー』

NOBUこと松久信幸氏プロデュースの創作和食や寿司をお楽しみいただけます。

日本料理をベースに南米やヨーロッパのさまざまな料理の要素を取り入れた、新感覚の創作和食や、新鮮な素材にこだわった寿司をご堪能いただけます。

NOBU(松久信幸氏)略歴
アメリカの雑誌「フード・アンド・ワイン」で全米ベストシェフ10 人に選ばれるなど、
世界的に高い評価を得ているシェフ。

日本料理にユニークなアイデアを盛り込んだ独創的な料理を手がけ、日本をはじめ、アメリカ、イギリス、フランス、香港など世界中に店舗を展開しています。

ニューヨークで大人気のノブ・マツヒサ氏による、創作日本料理が世界中の洋上で気軽にいただけます。お寿司などの純粋日本料理の味は折り紙つきで、そのためにとても人気があります。

今回は「クリスタル・シンフォニー」の「NOBU」プロデュース創作和食レストランをご紹介します。

上の写真は英語メニューですが、オーダーすれば日本語のメニューも持ってきてくれます。

内装はむらさきを基調とし、かなり落ち着いた雰囲気です。

カウンター席は予約なしでOKですが、先着順ですので、開店と同時に満席になります。

特に日本人乗船客が多いと、予約を取るのが困難です。

乗船日初日から満席でした。

このNOBUの人気ぶりが日本人よりも欧米人からの支持が強いということがわかります。

それではさっそくオーダーしました。

まぐろのたたきサラダ・マツヒサ風ドレッシング添え

NOBU定番料理のひとつ、シーフードのセビーチェ(南米風酢の物)です。

「酢の物」というよりもレモンの酸味とハラペーニョの辛味がやみつきになりそうです。

サーモンとほたて貝のニュースタイルサシミ

お刺身が苦手なアメリカ人になんとか日本の刺身を美味しく召し上がっていただきたいというNOBUさんのアイデア料理です。

いまやNOBUの超人気メニューのひとつです。

しめじの味噌汁
お味は本格派。もちろん日本人の口にも合います。

メインディッシュのロブスターの柚子ソース炒め
ローカロリメニューですので、ダイエットを気になさる方にも自信を持ってお勧めします。

銀だらの西京焼き、山もも添え。

山ももは静岡県伊豆地方から取り寄せるそうです。
NOBUレストランのオーナでもあるハリウッドスター、ロバート・デ・ニーロ氏もお気に入りの一品です。

大トロのにぎりすしです。日本人シェフが握りました。

海老の天ぷらクリーミースパイシーソース。

つまり天ぷらのマヨネーズ和えです。欧米人が好き好んで注文をします。

最後の締めはシメサバのにぎり寿司です。

デザートはシトラスカスタードプリン。

緑茶と一緒にいただきました。

まん中はチョコレート、右はゴマの甘いおせんべい。和のプチフールみたいです。

その後、航海日の半分はこの和食レストランに通うことになります。

メインダイニングでのお食事前に、軽く寿司をつまんだり、ディナー後の二次会的な役割でまるで「居酒屋」感覚で利用できます。

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